保育園から幼稚園へ転園するか悩んでいる方へ
「今の保育園でいいのか、幼稚園に変えるべきか…」「幼稚園に転園したいけど、子どもにどう伝えようか…」、そんな悩みを抱えている方も、多いのではないでしょうか?
実際にわが家もどうしようか、結構悩みました。
そして、色々と悩んだ結果、うちの息子は年少の5月に保育園から幼稚園に途中入園しました。
この記事では、わが家が幼稚園を選んだ理由や家族の背景、子どもへの伝え方についてご紹介します。
この記事は「保育園から幼稚園への転園」シリーズの第1回です。
- 【第1回】転園を決めた理由と子どもへの伝え方(今読んでいる記事)
- 【第2回】転園してよかったこと・後悔したこと
- 【第3回】幼稚園への転園準備ガイド
- 【第4回】おすすめ幼稚園入園グッズ
幼稚園への転園を決めた理由と家族の背景
わが家は共働き家庭です。うちの息子が2歳のときに、私が育休から復帰し、保育園に通っていました。
ただ、私は毎日、仕事と子育てで、へとへと…。しかもリモートはなく毎日出社。土曜日も仕事でした。
息子が2歳8か月を過ぎたあたりから「本当にこのままでいいのかな?」という思いが芽生え始め、会社を退職し、色々と模索したあと、個人事業主になるという選択をしました。
会社を退職して、土曜日の出社がなくなったことで、年少から「預かり保育がある幼稚園への転園」が可能な状態になりました。
私が住んでいる地域では、個人事業主でも保育園を続けられるのですが、だんだんと保育園の環境や対応などに不満がつのっていました。
しっかりと事前見学して保育園に預けたものの、預けた当初から、不満や違和感があり、息子が年少になるタイミングで転園したいと、ずっと検討はしていたのです。
なぜかというと、私が幼稚園育ちだったこともあり、「教育」「環境」「楽しさ」「行事の規模」という観点では、保育園よりも幼稚園の方が、圧倒的に良いと実感していたから。
幼稚園なら、保育園で感じている不満が解消されるのではと期待していました。
たとえば、当時の保育園への不満はこちら↓
- マンションの中にあり、保育室が狭い
- 園庭がない・体育館がない
- 暑い時期や雨だと散歩に行けず、毎日保育室で遊ぶ(しかも水遊び場も狭い)
- 室内遊びがワンパターン(制作も月1回あるかどうか)
- 先生の入れ替わりが激しい
- 運動会や発表会などの行事のクオリティが低い
(運動会は近隣の体育館、発表会も保育園内の狭い部屋) - お昼寝タイムが必須で、眠らなくても大丈夫な子への対応は全くない
逆に、当時の保育園に満足していたことはこちら↓
- 給食とおやつが手作りで美味しい(パンも自家製)
- ネイティブの英語の先生が講師に来てくれる英語の授業が定期的にある
そんな中、うちの息子は3歳になり体力がついてきて、まずは休日の土日にお昼寝をしなくなりました。保育園でお昼寝できない日も少しずつ増えてきて、特に、室内遊びの日は、体力が有り余って眠れず、昼寝なしで過ごすように。
息子 もぐたぼくお昼寝きらい~。
なんで保育園はお昼寝しなきゃいけないの?



保育園の先生に聞いてみたんだけど、お昼寝すると、夕方以降の事故が減るんだって。



別にぼくは危なくないもん。眠くないから、目つむってゴロゴロしてるだけなんだよ。もっと遊んでたいよ~。



そうだよね…。5歳児クラスの途中まではお昼寝タイムが絶対にあるんだって。先生に相談してみるね。
幼稚園とか他の保育園に行く?



でも今の保育園の先生とお友達がいい~
通っていた保育園に、お昼寝のことについて相談しましたが、「寝ずに目をつむっているだけの子も結構いる」とのことで、お昼寝タイムは必須という姿勢を、崩してはくれませんでした。
認可保育園ではありましたが、マンションの中にあり、狭くて余剰の部屋もなく、先生の人員も余裕はなさそうでした。お昼寝タイムは先生たちの休憩や事務作業にあてられているのだと思います。
そんなこともあり、2歳児クラスにいた当時、息子に幼稚園への転園を、何回も打診したものの、すっかり保育園にお友達もいて、先生にも懐いていたため、ことごとく却下され、年少にあがるタイミングでの転園は諦めました。
ところが、保育園で年少にあがったタイミングで、先生同士の人間関係がうまくいっていなかったようで、数人の先生を残して、異動や退職で、ほぼ先生が総入れ替え。2歳児クラスで良くしてくれた仲の良い先生も異動してしまいました。
新しい年少の担任の先生も、異動で入ってきた方で、息子はなかなか馴染めず、しかも、4月の月初は雨が続き、ずっと室内遊び…。息子と夫が2人でお風呂に入っているときに、息子の本音がでました。



今の保育園、つまんないよー!



えっ、いきなりどうした!?



…これは幼稚園に誘うチャンスだ!
息子は3歳ながら、話すのが得意で、言葉の理解力も結構ある方なので、翌日さっそく幼稚園の見学に、誘ってみることにしました。



ねぇねぇ、今の保育園はお昼寝タイムが絶対あるけど、お昼寝しなくてもいいところがあったら行きたい?



そんなところあるの!?うん、行きたい!!!



幼稚園はお昼寝ないんだよ~。広いお庭も体育館もあるよ。お部屋も広いよ~。今度、見学に行ってみる?



(ぴょんぴょん飛び跳ねながら)うん、行く!ありがとう!!!
息子は喜んで、幼稚園の見学をすんなりと受け入れました。保育園の2歳児クラスのときに、ことごとく幼稚園を拒否していたのは、一体なんだったのか…(笑)。
私が住んでいる地域では、近くに私立の幼稚園がないため、転園するなら、近くの公立の幼稚園にしようと以前から決めていました。預かり保育があること、お弁当給食があることも大きな決め手でした。
4月月初、すぐに幼稚園に電話をかけました。春休み中でもうすぐ入園式を控えているとのことで、入園式の数日後、4月中旬頃に見学に行くことになりました。
見学するときには、子どもを連れて行かないという選択肢もあるかと思いますが、私は断然、子どもを見学に連れていく派です。
引っ越しなどのやむを得ない理由でない限りは、実際に子ども自身が、自分の目で見て、体験して、転園するかどうかを判断する方が、そのあとの通園がスムーズになり、後悔もなく、子どもの自主性もはぐくまれると考えたからです。
転園してからのギャップをなくすために、幼稚園と保育園の違いは、先に息子に説明しておくことにしました。



幼稚園は、〇日に見に行くことになったよ。保育園休んで一緒に行こうね~。



早く行きたいな~。



幼稚園はお昼寝がないのと、お庭があったり、お部屋が広かったりするのが良いところだね。
逆に、保育園はその場で給食を作ってくれていたけど、幼稚園はお弁当給食になるよ。
それぞれ良いところと悪いところがあるから、実際に見学してみて、どっちがいいか決めようね。
(※その他、子どもに伝えたことは次の章で詳しく解説)



うん、わかった~。お昼寝ないのがいいな~。



・・・これはもう、ほぼ幼稚園で確定では。笑
ちょうど、幼稚園見学の日の前に、その幼稚園に入園する近所のお友達と遊ぶ約束をしていたので、お友達と一緒に幼稚園の話をしてみたり、遊んだ帰りに園庭を外から見てみたりしました。
そんなこともあり、見学前にはすっかり「ぼくは幼稚園に行く」という気持ちになっていました。
幼稚園見学の当日は、保育園を休ませて、息子を連れていきました。



幼稚園ってすごい広いね!全然保育園と違うよー!
雨が降っても体育館で走り回れるね!



うん!広い!トミカもあるじゃん!いつから行けるの??早く幼稚園に行きたい!
息子はすっかり見学当日に幼稚園を気に入り、とんとん拍子に幼稚園への転園が決まりました。
幼稚園への転園で子どもに事前に伝えたこと
「幼稚園へ転園した後に、前の保育園が良かった…」ということにならないように、子どもには、事前に「幼稚園の良いところ・悪いところ」等について話しました。
すべてを理解していたわけではないと思いますが、実際の転園後に、前の保育園に戻りたいと言われたことは一度もなく、一度も幼稚園の登園時に泣くこともなく、毎日楽しく幼稚園に通っています。
その時の、子どもの理解力などにもよると思いますが、子ども自身が「自分で納得して決めた」ということも、功を奏したのではと思っています。
事前に子どもに伝えたことはこちら↓
幼稚園の良いところ(メリット)
- お昼寝がない(寝たい人だけ眠れる)
- 広い園庭がある・お部屋も広い・体育館も図書室もある
- 暑い時期は園庭にプールを出して遊べる
幼稚園の悪いところ(デメリット)
- お弁当給食(その場で作ってくれる給食・おやつではない)
- 広い園庭があるから、基本的に幼稚園の外に散歩には行かない
預かり保育のこと
- 幼稚園の時間と預かり保育の時間があること(お昼過ぎまでは同じ年の子だけの年少クラスで遊び、その時間が終わったら、お兄さんお姉さんたちと同じ別の部屋に移動して遊ぶ、預かり保育の時間になること)
保育園のお友達のこと
- 幼稚園に行ったからといって、保育園のお友達と会えなくなるわけではない。みんな近くに住んでいるから、公園や児童館などで遊んでいれば自然と会うし、遊びたくなったら直接ママさんに連絡するから言ってほしいということ。
特に「保育園のお友達のこと」については、幼稚園見学の予約を取る前から少しずつ伝え、早い段階から子どもも納得していました。保育園で仲の良いお友達がいるときは、早めに話しておいた方がいいと思います。幼稚園に転園してからも、保育園のお友達と会い、遊ぶことも何回もありますので、寂しいということはまったくないようです。
預かり保育のことは、幼稚園見学前にも話しましたが、なかなか理解が難しいところなので、幼稚園見学中に、預かり保育のお部屋も一緒に見学させてもらい、見学時に詳しく伝えました。
3歳ながら、子ども自身で納得して希望して、幼稚園への転園を決めました。前の保育園には未練のない状態だったので、保育園の退園もスムーズに進んだと思います。
※この記事のつづきはこちら。
この記事は「保育園から幼稚園への転園」シリーズの第1回です。シリーズを通して、わが家の体験をもとに、転園のきっかけから準備・その後までを詳しくご紹介しています。
- 【第1回】転園を決めた理由と子どもへの伝え方(今読んでいる記事)
- 【第2回】転園してよかったこと・後悔したこと
- 【第3回】幼稚園への転園準備ガイド
- 【第4回】おすすめ幼稚園入園グッズ
お読みいただき、ありがとうございました!








